世界三大瀑布 
ビクトリアの滝  イグアスの滝  ナイアガラの滝     

世界三大瀑布とは、主に日本において使用される用語であり、世界で最も有名な3つの滝を意味する。一般的に南アメリカ大陸のアルゼンチンとブラジルにまたがるイグアスの滝、アフリカ大陸のジンバブエとザンビアにまたがるビクトリアの滝、北アメリカ大陸のアメリカ合衆国とカナダにまたがるナイアガラの滝の3つの滝を指す。いずれの滝も2国間にまたがっていることが特徴であり、国境の役割も果たしている。明確な基準がある訳ではなく、選定された経緯は不明。ちなみに、落差が最大の滝は南アメリカ大陸ベネズエラのエンジェルフォールだが、世界三大瀑布に数えられることはほとんど無い。なお、落差世界一はエンジェルフォール(ベネズエラ)の978m、幅世界一はイグアスの滝(アルゼンチン、ブラジル)の約4000mである。

ビクトリアの滝
 ビクトリアの滝は、ジンバブエ共和国とザンビア共和国の国境にある滝。ユネスコの世界遺産に登録されている。
1855年、イギリスの宣教師であり探検家でもあるデイヴィッド・リヴィングストンによって、ヨーロッパ人として初めて見出された。ジンバブエにおいては「ヴィクトリアフォールズ」、ザンビアにおいてはモーシ・オワ・トゥーニャが公式名称である。 世界遺産登録名はこの2つを併記している。
 
落差と幅の両面から見た滝の規模としては、イグアスの滝と並んで世界最大である。この2つの滝に匹敵する規模の滝は他には無く、たとえばナイアガラの滝もこの2つと較べるとかなり小さい。また、増水期の水量においてもイグアスと並んで世界最大級である。


                                 ビクトリアの滝全景(左方向ジンバブエ側、右方向ザンビア側)


                           ビクトリアの滝(左方向ジンバブエ側)



                       ビクトリアの滝全景(左方向ジンバブエ側、右方向ザンビア側)


                                  ビクトリアの滝(ジンバブエ側)


                                  ビクトリアの滝(ジンバブエ側)


                                           ビクトリアの滝(ザンビア側)



                                           ビクトリアの滝(ザンビア側)

イグアスの滝

 イグアスの滝は、南米大陸のアルゼンチン(80%)とブラジル(20%)の二国にまたがる世界最大の滝である。
イグアスとは先住民のグアラニ族の言葉で大いなる水という意味。この滝を含むブラジルのイグアス国立公園とアルゼンチンのイグアス国立公園は、ともにユネスコ世界遺産に登録されている。最大落差80メートル以上。「悪魔の喉笛」が有名な観光名所である。歩いても船でもヘリコプターでも観光できる。
 
アルゼンチン側の景観は、大小無数の滝がかかっているのが大きな特徴であり、それを縫うようにして掛けられている遊歩道を歩きながらその景観を楽しむことができる。アルゼンチン側の遊歩道からは、「悪魔の喉笛」を上から見下ろすような格好で眺めることができる。また、川の中州にあるサンマルティン島へ向かう船着場から、滝つぼに飛び込むボートツアーが出ている。ブラジルからの側の景観は、アルゼンチン側とは景観が多少異なり、こちらはそれほど多くの滝はないが、一つ一つの滝が大きいのが特徴であり、アルゼンチン側にある「悪魔の喉笛」と変わらないくらい迫力のあるシーンを何度か楽しむことができる。また、展望台から「悪魔の喉笛」を対岸から見ることが出来る。


                               イグアスの滝。「悪魔の喉笛」を上から見下ろす


                             モーターボートで滝を下から見上げる


                                      イグアスの滝。「悪魔の喉笛」近くの虹を上から見下ろす


                             モーターボートで滝に接近、水飛沫が全身に降り注ぐが気分は爽快だ、もの凄い迫力だ


                                      イグアスの滝。モーターボートで滝を下から見上げる


                             モーターボートで滝に接近するが嵐のようだ


                                      イグアスの滝。このど迫力にわれを忘れてしまった

ナイアガラの滝

 ナイアガラの滝は、エリー湖からオンタリオ湖に流れるナイアガラ川にあり、カナダのオンタリオ州とアメリカのニューヨーク州とを分ける国境になっている。
トロントから南南西に120km(75mi)、バッファローから北北東に27km(17mi)のナイアガラフォールズ市(オンタリオ州側、ニューヨーク州側)に位置する。滝は豊富な水力資源と景観の美しさで知られる。ナイアガラの滝は、ゴート島によってカナダ側の国境を挟んだカナダ滝とアメリカ側のアメリカ滝とに大きく二つに分かれる。
 アメリカ側はさらにルナ島を挟んでブライダルベール滝がある。
アメリカ側からの眺望はほとんどが滝の背後に位置し、滝の正面や全体を眺望できるのはカナダ側になる。川の水で削られることにより滝の位置は時間と共に上流へ移動し、現在はゴート島により二つに分岐した姿となっており、最初の位置から南へ11kmの所にあると考えられる。浸食は年平均約1.5mで進み、この計算でいくと5000年後にはエリー湖に吸収されることになるとされた。浸食により年間1m以上ずつ後退し続け浸食が続けばエリー湖に埋没してしまうため、一世紀にかけて技術者の手により人工的に浸食が抑えられてきた。現在、浸食のスピードは年間3cm程度に抑えられているが、2万5千年後には消滅するという。



                                  ナイアガラの滝(アメリカ滝(左)とカナダ滝(右))


                                           ナイアガラの滝(アメリカ滝)


                                  
ナイアガラの滝(カナダ滝)


                                   ナイアガラの滝(カナダ滝)


                                   ナイアガラの滝(カナダ滝)


世界三大瀑布の比較

項目

ビクトリアの滝

ナイアガラの滝

イグアスの滝

最大落差

108 m

360 ft

51 m

167 ft

64-82 m

210?269 ft

1,708 m

5,604 ft

1,203 m

3,947 ft

4,000 m

13,334 ft

秒あたりの流量

m3/s

cu ft/s

m3/s

cu ft/s

m3/s

cu ft/s

年間平均

1,088

38,430

2,407

85,000

1,746

61,600

月間平均 (最大月)

3,000

105,944

 ー  ー  ー  ー

(最小月)

300

10,594

 ー  ー  ー  ー

? (過去10年間の最大月)

6,000

211,888

 ー  ー  ー  ー

最高記録

12,800

452,000

6,800

240,000

12,600

444,965

水の体積1立方メートルはトンの重さに等しい。ナイアガラの滝の上流では、約半分の水が水力発電所に取り込まれている。
イグアスの滝は2段に分かれて落下しており、単独落差と合計落差を併記してある。これらと同等の流量を持つ滝はほかに10あるが、いずれもビクトリアとイグアスよりは少ない。

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